公表日：2025年7月1日 最終更新日：2025年11月13日
私たちは今、かつてないスピードで変化する社会と市場環境の中にいます。技術革新が産業構造を根本から変え、あらゆる業種で“デジタルの力”を活用した変革が求められています。野村ユニソンは、これまでの経験と実績に加え、未来に向けた成長を実現するために、デジタルトランスフォーメーション（DX）を経営の中核戦略として位置づけています。DXは単なるIT化ではありません。業務効率の向上にとどまらず、デジタル技術を通じて新たな価値を創出し、社員一人ひとりが変革の担い手となることで、持続的な企業成長と社会への貢献を目指す取り組みです。
2025年7月1日 代表取締役社長 野村 高城
DXビジョンの実現に向け、以下の５つを柱として、DXを推進する。
IoT・AI・データ分析を活用し、製造プロセスの自動化・最適化を進め、品質と効率の向上を実現します
デジタル技術を活かしたカスタマーサービスや製品開発の推進により、迅速かつ柔軟に対応できる体制を構築し、お客様の課題解決に貢献します
デジタル技術を駆使し、調達・生産・物流の各プロセスをシームレスに連携させ、効率的かつ安定した供給体制を実現します
社員一人ひとりが創造的かつ効率的に働ける環境を構築し、デジタル時代に適応した人材を育成します
DX・GXを通じた省エネ・脱炭素の推進や、環境負荷の低減に貢献し、企業の社会的責任（CSR）を果たします
DX戦略の実現に向け、以下の3つのDXを軸に実施する。
―事業業務プロセスのデジタル化 ・IoTセンサーからリアルタイムで稼働データ・品質データを自動収集し、工程別の生産実績を可視化、生産計画の標準化 ・設備の停止要因や歩留まり低下要因をデータ分析により特定し、改善サイクルを短縮 ―顧客価値（製品・サービス）創造 ・AIによる自動対応による納期確認、在庫照会などの定型的な問い合わせに即時対応し、顧客の待ち時間を削減 ・ECサイト上の行動データを分析し、顧客ニーズを可視化し、より的確な提案を実現
―共通業務プロセスのデジタル化 ・各種帳票（見積・受発注・検収）をペーパーレス化し、二重入力の排除、自動転記によるデータ統合を実現 ・社内掲示板・Q&A・チャットボット機能を社内ポータルサイトに統合 ・データ入力や集計などの定型業務を自動化し、改善提案や企画立案など付加価値業務に人材をシフト ・作業ログや案件データの分析により、業務負荷の偏りを可視化し、適材配置を実現
―デジタル人材の育成・獲得 ・DX推進委員会でデータ活用事例を共有し、学び合いを促進 ・教育履歴と業績データを活用し、人事管理システムにより、リスキリング計画の優先順位を設定
軸となる3つのDXにて達成度合を示すKPIを設定する。
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